英検3級のリスニング(第一部)のレッスン

レッスンメモ

小学5年の娘に英検3級のレッスンを始めました。

3級リスニングの第一部は、絵を見ながら2人の会話を聞き、最も適切な応答を選ぶ、というもの。
形式は5級や4級と同じですが、娘からは「ダメ。全然分からない」という反応。

そこでまず、ざっくりどんな話がされていたのかを聞きましたが、内容の理解度が低めだったので、
一緒に音声を聴きながらさらにチェックを行いました。ポイントは以下の2つです。

  1. 聞き取った音をそのまま発音できるか?
  2. 聞き取った内容を書いて読めば、意味が理解できるか?

すると、I’ll や wasn’t といった短縮形の音が聞き取れていないことが分かりました。We’ll は willに聞こえていたとのこと。そこで、こういった短縮形の音を認識させ、センテンス全体を1つずつリピートする練習をしました。最初は、恥ずかしいのか、イヤイヤ繰り返していた感じですが、リピートすることで何が聞き取れて、何が聞き取れていないのかをハッキリさせるのだ、という目的を自分で理解できたあたりから、しっかりやるようになりました。

そして、次にそのセンテンスをノートに書かせます。ここでは、正しく書けることが目的ではないので、スペルが分からない単語は私が口頭で言い、フルセンテンスを完成させます。そして、それを読んで意味がわかるかどうか、を確認です。

音は聞き取れているけれど、意味が分からない、という場合、英語→日本語の変換スピードがまだ足らないのだと考えていますが、これはトレーニングしていく中で必ず向上していきます。一方、書いたものを読んでも意味が分からない場合、それがなぜなのかを確認します。英単語の意味なのか、文法なのか、といった具合です。そして、その分からない原因部分を別途補強してあげるわけです。

ワールドトークのレッスンもそうですが、私の場合、こういったプロセスを経ながらリスニング力を向上させていきます。意味がすぐに分からなくても、聞き取った音をそのまま発音できるかどうか?というのが最初のポイント。次にその音を書き出し、読んだときに意味が分かるかどうか、が次のポイントです。

4級までは、何となく意味が分かれば正解を選べるものが多いと思いますが、3級辺りから少しずつ複雑になっていくので、正確な聞き取りが出来るように土台を作っていく必要があります。その意味で、聞き取った内容をそのまま発話したり、ディクテーション(書き取り)をすることは、とてもよいトレーニングになるのでおススメです。

英検3級対策本

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