英検準1級 2022年度第3回と究極の英単語のカバー率

究極の英単語に掲載されているSVL(Standard Vocabulary List)12,000が、2022年度英検準1級 第3回に出題された語彙問題をどの程度カバーしているのか、調べてみました。

*英検準1級の大問1 全25問のうち、句動詞やイディオムの4問を除いた21問、各4単語(計84単語/回)が究極の英単語に掲載されているかどうか、を調査した結果です。

カバー率は、87%
下の表に示す通り、84単語のうち、73単語はSVLに記載されているものでした。カバー率 87%ですから、究極の英単語シリーズをマスターすれば、今回出題された単語はほとんど分かる、と言えます。ちなみに、出題された品詞では掲載されていないけれど、派生語であれば載っているという単語が7つあったので、それらを含めると、カバー率は95%になります(カバー率を示すテーブルの下に、派生語であれば記載されていた単語7つを示しています)。

カバーされている73単語の大半はVol.2とVol.3に収録されており、87%がこの2冊に収録されています。

レベル別に見ると、6が一番多い
出題された単語をさらに細かくレベル別にみると、下のグラフの通り、レベル6が19個と多く、そのあとにレベル5, 7, 9と続きます(グラフの一番左 SLV Level 0は、掲載されていないことを意味します)。

4冊ある究極の英単語シリーズでいくと、Vol.2 (level 4 – 6) と Vol.3 (level 7-9)で64単語になり、この2冊に収録されている単語をマスターすれば、75%くらいは知っている単語、となります。

正解の選択肢は、レベル5-7が大半
正解の選択肢 21個のうち、究極の英単語に掲載されていたのは 16個。そのうちの13個は、レベル5-7に掲載されているものでした(レベル5: 6個、レベル6: 4個、レベル7: 3個)。

レベル9 – 12の単語も出題されていますが、それらが正解になるケースは少ないと言えます。

以上を踏まえると、英検準1級の語彙問題対策として究極の英単語を効率よく活用する場合、以下のアプローチがよいと思います。

1. まず究極の英単語 Vol.2のレベル5と6を徹底的に覚える
2. 究極の英単語 Vol.3のレベル7を覚える
3. 余裕があれば、8以降の単語も覚える

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