英検の大学入試活用について

英語外部検定利用入試(外検入試)を実施する大学が増えている、という話は、高校生の生徒さんから、英検準1級やTEAPのレッスン要望を受けた中で知りました。英検もその1つで、導入している大学・学部、どのように活用できるかについては、英検のHP上でも確認することが出来ます。

私の子供たちが大学受験をするのは少し先ですが、興味をもったので少し調べてみました。

活用例
執筆時点での一例であり、最新の活用例は、必ずご自身でご確認ください


例えば、2023年度の明治大学の全学部統一試験では、英検2級合格かつ一定のCSEスコアで、英語の得点が80点 or 90点に換算。準1級に合格していれば、100点満点と換算されます。

また、聖路加国際大学の看護学部では、準1級合格あるいはCSE2125以上で個別試験の英語の得点が80点に換算されます。

英検合格からの有効期限
英検自体の合格に有効期限はありませんが、大学入試への出願となる場合、いつ合格したのか、は重要なポイントになります。先の明治大学の要綱にも「2021年1月1日以降に受験」と記載されていましたが、合格から2年以内を目安とする大学が多いようです。早稲田の場合は、2021年2月1日以降の受験となっており、英検に関しては、「2次試験を2020年度第3回以降に受験」とより具体的に示されています。2022年度第3回の場合、日程によっては、(早稲田の)出願期間に間に合わない可能性がある旨にも触れられています。

この傾向からすると、高校1年生の1月ないし2月)以降に英検を受験し、合格して大学入試に利用のがよいアプローチと言えそうです。

CSE
指定の級に合格していることに加え、CSEを活用可否の基準としている大学もあります。CSEは、Common Scale for Englishの略で、詳しくは、英検のこのページをご参照ください。

先に活用例として挙げた聖路加国際大学の場合、英検準1級に合格していなくても、同級を受験し
、CSEが2125以上であれば、活用できるわけです。同じCSEでも、準1級よりも2級の方が狙いやすい、といったこともあるので、ご自身が受験する大学の要求事項に応じて対応を考えるのがよさそうです。

今後、英語外部検定利用入試(外検入試)を導入する大学はますます増えていく、と言われていますが、変更点も出てくると思うので、定期的に更新していきたいと思っています。また、英検を利用して大学入試を受けようと考えている方は、是非、ワールドトークで私のレッスンもお試しください!

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