英検2級のレッスン(理解度チェック)

レッスンメモ

先日、英検準2級に合格し、次は2級を目指したい、という生徒さんに体験レッスンを受講頂きました。

準2級は、Writingで85%以上の高スコア、あとは70%くらいの出来で合格、とのこと。いきなり2級レベルに行けるかどうかを確認するため、まずは、ご自身が合格した時の準2級の問題を使って理解度チェックをしてみました。

Reading 大問1を解いてもらいましたが、正解出来るかどうかとは別に、チェックポイントがいくつかあります。

  1. 文章の意味大意細部単語が理解できているか?
  2. 指示代名詞が何を指すか、理解できているか?
  3. 選択肢の単語をどの程度理解できているか?

大体、この3つを見てレベルを確認しています。

今回の生徒さんの場合、文章の意味が分からない状態だったので、まずは、準2級レベルの理解度をもう少し上げるところから始めてもいいのでは、というアドバイスをしました。

上記3つのポイントを中心に、具体的にどこが分からないかを確認していくわけですが、leadersとdecideの意味が分からない。2文目の冒頭の they が何を指すか分かっていなかったこと、などから、もう少し今のレベルの延長で学習した方がよいだろうと判断したわけです(もちろん、生徒さんの意欲にもよるので、まず2級レベルの問題に取り組み、難しすぎると感じたら準2レベルに戻るでもよい、という話もしましたが)。

聞いてみたところ、準2級の単語集は大体4割くらい覚えたかな、という感じで受けたとのこと。これは結構重要な改善ポイントで、以前にも書きました(参照記事は、こちら)。単語量が足らない状態でも合格できたという生徒さんをよく見ますが、その状態で3級や準2級に合格したといっても、ただ試験に通っただけ、で終わってしまいます。難関大学の入試等に活用できるレベルは、2級や準1級になるわけですが、そこで求められる語彙レベルはグッとあがりますので、英語力の証明という意味で英検を活用するのであれば、まずは、各級にふさわしい語彙レベルまでしっかりと単語力をつけることはとても重要だと考えています。

もちろん、単語帳を1人で暗記することは退屈だったり、面白くなかったり、ということもあると思います。インプットばかりでは飽きてしまうのでアウトプットも、と言っても、1人ではなかなかモチベーションが上がらない、という生徒さんもたくさんいます。

だからこそ、1対1のレッスン中は、以前間違えた単語の意味を確認したり、派生語、類義語、反意語をたくさん示すなど、かなり意識的にやるようにしています。これを繰り返すことで、生徒さんの単語力は確実に向上しますし、コツが分かってくると生徒さん自身が自分でどんどん学ぼうとスイッチが入ることもよくあります。そうなるとしめたもの。英語力が目に見えて向上してくるのでますますやる気が出る、という正のスパイラルに入っていくわけです。そういったレッスンに興味がある方は是非、ワールドトークで私のレッスンをお試しください。講師名はJoshです。

英検対策に強いオンライン英会話「ワールドトーク

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